28: Tunisiaベース解析-答え合わせ

アンサンブル

今日の記事のキーワード】
違和感に気づこう
・どうやってアンサンブルとして乗り切るか
・ロストは恐るに足らない
・聴覚を消す瞬間も必要

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    学長瀬戸で〜す

こんにちは。ラッドミュージックスクール学長瀬戸です。

今回は前回のブログの答え合わせ。

下記のYoutubeを聴いて、どこかおかしいところを耳で判別できるか?というクイズの回答。

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個人的に大好きなアルバム10選に入るであろうアルバム

はい。

正解は・・・

ベーシストが曲のフォームからずれている。

です。

音源の前半部分、このNight in Tunisiaは A A B A フォームなんですけど、ベーシストがテーマが終わった部分、つまりこれからトランペットソロに入るぜ!という部分でそれがはじめの A だと思い込んでそのままAABAフォームで弾き続けているということです。

だからベースだけが全体的に8小節ずれたまましばらく演奏しているということですね。

つまり図で説明すると

ということになりますね。

しかし途中で無事にベーシストもそれに気づいたのか、音源の中盤あたりで全体がいつの間にかぴったり合致するというリカバリーのマジックが起きるわけです!

しかしまぁ・・・さぞかしトランペットもソロを取りづらかっただろうと思います・・・。

耳を使ってアドリブをやるミュージシャンにとっては結構死活問題であり、どの音を信じたら良いのか、誰を信じたら良いのか。自分がロスト(フォームを見失うこと)したのか?それとも??

という具合で疑心暗鬼のまま演奏を続けねばならないんですね〜。今回の場合で説明するとベーシストだけがフォームからズレていたので、他のメンバーは全員いつかベーシストが戻ってくると信じてAABAを弾き続けたのでしょう・・・。僕だったらひょっとしたら耐えられなくなってベースに合わせてしまうかも、、、そうしたら周りのメンバーがさらに疑心暗鬼に陥り、ひょっとしたらベースに合わせてフォームを変更してしまうかもしれませんね・・・。

このフォームのリカバリーはやり方がいくつかあるので、どれが正解でどれが不正解かってのはないと思うのです。

まぁ時にはベースラインなどのコードの構成音などが盛大にズレていた場合、自分の聴覚を押し殺して我慢し、ズレていても演奏し続ける経験が必要だ感じます

セッションではよくある風景なので、みなさんもジャズ演奏するときはこのあたりのズレやリカバリー方法をぜひ学んでみましょう〜〜。間違いは成功の元!

それではまた次回!

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■著者について

瀬戸郁寛(せとふみひろ)

式会社Radwave代表取締役、ラッドミュージックスクール学長。ジャズを本気で教えて15年。
幼少期より海外で育つ。バークリー音大卒。ジャズに魅了され30年弱。映画音楽作曲やレコーディングなどを含め、多岐の音楽活動に携わる。ジャズが演奏できるようになる一歩一歩の自己成長プロセスに感動し、それを伝えるべくラッドミュージックスクールを立ち上げる。耳が良すぎてジャズ理論はほぼ全て耳から習得。特技は他人が演奏したフレーズを1音残らず瞬時に分析し、何故その音たちを演奏したのかを瞬時に分析する力。現在は日本とマレーシアを行き来しながら音楽活動を行う。ちなみに生業の一つとして芸能界の英語通訳もしている。好きなものはビールとドリアンと未知へ切り込む冒険心。

ラッド

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