27: クイズ!耳使ってTunisiaベース解析

アンサンブル
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今日の記事のキーワード】
ベースラインをひたすら聞く
・ベースラインを作れなきゃアドリブできん!

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    学長瀬戸で〜す

こんにちは。ラッドミュージックスクール学長瀬戸です。

ジャズアドリブを演奏するにあたって必要な「耳の分析力」。この実験をしてみようと思う。

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ハイ。いきなりですけどクイズっす。(他のブログかなんかでこのネタ書いた記憶があるけど・・・まぁ知らない人たちも大勢いるだろうから再度ネタにするぜ!)

下のYoutubeを超集中して聞いてください。全集中の呼吸!w

そして、アンサンブルで「ン???」と思う部分を指摘してくださいまし!w



個人的に大好きなアルバム10選に入るであろうアルバム

リーモーガンとペッパーアダムスの最強のアルバムに収録されているA Night in Tunisia。

ペッパーアダムスのディミニッシュやオルタード、ホールトーンなどのスケールを使っている部分やリーモーガンの起承転結などをこのアルバムから学んだなぁ・・・うんうん。大好きなアルバムだぜ!!!

さて、この曲の前半部分を特に「水の呼吸99の型」を使って聞いて欲しいんですけど、曲の構成(AABAフォームとかね)で何か気づいた点はないですか???何かおかしい部分はありませんでしたか?なんならA Night in Tunisiaのコード譜とにらめっこしながら何回も動画を見てくださいませ。全集中で。

答えは!!!



後日のブログで書きまフ。w

え?だって正解の答えを今書いたら絶対に音源なんて聞かないでしょ?それじゃ成長しないぜ。
それじゃタンジロウレンゴクさんにはなれないぜ。まぁ俺は個人的にネヅコが初めて脳内で喋った声が視聴者に聞こえたシーンが史上最大に違和感を覚えたけどな。w まぁネヅコはカワイイから許される。

ふふふ。まぁヒントはベースが奏でているベースラインをよく聞くことッス。

ジャズアドリブやってる時、皆さんは何を耳の中心に据えてバンドメンバーの音を確認していますか?ピアノ?ドラム?ベース?

僕はベースで〜す。ベースの動きを確実に把握しながらアドリブとります。今曲のどこにいるかを確認するのも全てベース。ベースサウンドを7割聞いている。知らない曲を演奏するときはベースを9割聞いている。そのくらい重要。
ピアノからはなんとなくのコードの空気感を確認して、ドラムで演奏の熱量調整や「ベースとドラムからどれだけテンポをずらして演奏するか」の指標としている。(文章では説明し辛い・・・)

ベースライン(いわゆるウォーキング・ベースラインと言われるヤツ)はジャズアドリブを志す人間であれば全員できることが必須。ジャズピアノも管楽器もボーカルも全員。これ基本中の基本。ベースの動きはコード間を移動する時、理にかなった動きをしている。この動きをマスターする必要がありまっす!

だからそのベースラインに違和感を感じると一瞬自分のアドリブが止まってしまうので、これまた困ったモンで・・・。まぁロストやその他諸々理由はありますけど、ベースが要ってことですネ。まぁ違和感があってもなんとかアンサンブル全員で復帰しなければならない部分が楽しいんですけどね!w

俺のように主にその場の音を頼りにアドリブを取っている脳のCPUを持っている人間には地獄・・・。

ささ、とにかくみなさん、100回くらい聞いて何がおかしいかを解析してみてくださいな〜!

それではまた次回!

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■著者について

瀬戸郁寛(せとふみひろ)

式会社Radwave代表取締役、ラッドミュージックスクール学長。ジャズを本気で教えて15年。
幼少期より海外で育つ。バークリー音大卒。ジャズに魅了され30年弱。映画音楽作曲やレコーディングなどを含め、多岐の音楽活動に携わる。ジャズが演奏できるようになる一歩一歩の自己成長プロセスに感動し、それを伝えるべくラッドミュージックスクールを立ち上げる。耳が良すぎてジャズ理論はほぼ全て耳から習得。特技は他人が演奏したフレーズを1音残らず瞬時に分析し、何故その音たちを演奏したのかを瞬時に分析する力。現在は日本とマレーシアを行き来しながら音楽活動を行う。ちなみに生業の一つとして芸能界の英語通訳もしている。好きなものはビールとドリアンと未知へ切り込む冒険心。

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