【今日の記事のキーワード】
・スマホで手軽にレコーディング!
・自分の演奏をコピー
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こんにちは。ラッドミュージックスクール学長瀬戸です。
最近レコーディング作業をやっていてとっても有意義だった。楽しかった〜。
レコーディングってライブともセッションとも異なり、とってもなんだか不思議な分野。
しかし自分自身の演奏を確認しつつ作業できる部分が、他にはないマインドセットで挑まなければならない面も含めて僕は好きです。
今日は超簡単なレコーディングを使ったジャズ練習法を語りましょう!
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レコーディングって言っても様々な種類や状況でのレコーディングがありますね。
今日のネタのレコーディングはスマホ一つだけでできる簡単な記録作業的な意味でのレコーディング。決して精密にレコーディングブースで行うようなレコーディングではない!w
ジャズアドリブ習得に最も効果のある練習法の一つに「自己コピー」的な物がある。スマホなどで自分の練習風景を録音しておいて、あとで聞き直すという練習方法。
アドリブを練習していると(アドリブ初心者は特に)ミラクルな演奏がいきなり出てくることが多い。つまりテキトーに演奏している中でカッチョ良いフレーズが何故か事故的に出来上がったりしてしまう状況である。しかし録音していなければきっと覚えていることは不可能。だから録音しておく!
そしてその音源を聴き直して、自分が好きだった部分だけ耳コピして譜面に落としておく。それを後日練習してCPUに記憶させる!つまり自分自身の素晴らしかった演奏を自分でコピーするという最も理にかなった方法のひとつ!

僕が10代の頃はウォークマン(カセットテープ)の録音機能を駆使して自分の練習をひたすら録音していた。毎日必ず録音していた。そしてMDの録音昨日の時代になり、HDレコーダーの時代になり、最後はスマホで録音できるという超便利な時代になったのである。
しかしまぁ・・・いつも思うことがある。人間も次世代にテクノロジーは残せても、人間一人ひとりのアビリティ〜は次世代になったら全てリセットされていくなぁ、、、と。笑 たとえば俺の娘が俺の人間的能力の高い部分だけ生まれつき継承してたりしたら面白いのになぁ。って妄想したりする。
(別に俺の能力なんて欲しくねぇか・・・w)
ということで皆さん、練習時には常に録音機能を駆使しましょーーー!
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■著者について

株式会社Radwave代表取締役、ラッドミュージックスクール学長。ジャズを本気で教えて15年。
幼少期より海外で育つ。バークリー音大卒。ジャズに魅了され30年弱。映画音楽作曲やレコーディングなどを含め、多岐の音楽活動に携わる。ジャズが演奏できるようになる一歩一歩の自己成長プロセスに感動し、それを伝えるべくラッドミュージックスクールを立ち上げる。耳が良すぎてジャズ理論はほぼ全て耳から習得。特技は他人が演奏したフレーズを1音残らず瞬時に分析し、何故その音たちを演奏したのかを瞬時に分析する力。現在は日本とマレーシアを行き来しながら音楽活動を行う。ちなみに生業の一つとして芸能界の英語通訳もしている。好きなものはビールとドリアンと未知へ切り込む冒険心。
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