20: ダブルハーモニック・理論書に書いてあったもん!

サックス
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今日の記事のキーワード】
・耳で確かめること

・コードとぶち当たる?

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   学長瀬戸で〜す

こんにちは。ラッドミュージックスクール学長瀬戸です。

今日は理論書の矛盾と自分の耳について!

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こないだサックスの生徒さんとレッスンをしていた。そしてドミナントコード(日本語ではセブンスコード)でどんなスケールが使えるかを色々復習していた。まぁあまり僕は「このコードではこのスケールが使える」という無意味な会話は極力しないようにしてるんだけど、まぁ会話の流れで、、、。少し例を上げてみると

・メジャースケール
・マイナースケール
・ミクソリディアン
・リディアンフラット7
・リディアン
・オルタード
・ハーモニックマイナー
・ダブルハーモニックマイナー
・その他無限

書くのめんどいからやめた。っていうか無限にあって書ききれないから割愛。っていうか世界に存在するスケールは全種類使える。スケールなんてそんなモン。結局生徒さんと一緒に「なんでも使えるじゃん」って笑い過ごした我々なのでした。

が、その生徒さん曰く、メジャースケールやマイナースケールが使えることがやっぱり納得いかないみたいである。特にメジャースケールが使えるのは違和感があるとのこと。7度とか3度が指標になっているらしく、どうしてもその音を守りたくなっちゃうらしい。。。まぁわかるぜ!理解はできる!そのコードの一瞬を1秒だけ切り取って聞くとそうかもしれない。だが人間の耳はフレーズ全体を聞くように出来上がってるから、ミクロなことは忘れて問題ないのである〜。

そしてあまり見慣れないダブルハーモニックについて議論になった。

生徒:「このコード知ってます!C7で使えるんですよね!」

俺:「その通りだね!俺はCMaj7でもガンガン使うよ〜そして他のコードでも」

生徒:「ええ〜〜嘘だ〜。だって理論の教科書にセブンスコードで使えるって書いてありますよ??」

俺:「よし!今日の宿題はカラオケかピアノ両手で、繰り返しダブルハーモニック使うことだ!そして耳で気持ち良かったら合格!」

って感じの会話の流れになりました。

まぁ理解はできる。誰も不正解じゃないし誰も正解じゃない・・・。ジャズなんて所詮そんなモン。だって酒飲みながら演奏すんだからさ。w
矛盾だらけの芸術だからこそ史上最強に楽しい分野なのは間違いない〜。

自分の好きに演奏すりゃいいんだぜ〜〜!w

また瀬戸先生テキトーな詐欺的教え方してる、、、って言われるのでこの辺でやめときます。

さ、今日も生徒さんたちとジャズ練習しよっと!

気になったらラッドの対面・オンラインレッスン受けてみてくださいな!

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■著者について

瀬戸郁寛(せとふみひろ)

式会社Radwave代表取締役、ラッドミュージックスクール学長。ジャズを本気で教えて15年。
幼少期より海外で育つ。バークリー音大卒。ジャズに魅了され30年弱。映画音楽作曲やレコーディングなどを含め、多岐の音楽活動に携わる。ジャズが演奏できるようになる一歩一歩の自己成長プロセスに感動し、それを伝えるべくラッドミュージックスクールを立ち上げる。耳が良すぎてジャズ理論はほぼ全て耳から習得。特技は他人が演奏したフレーズを1音残らず瞬時に分析し、何故その音たちを演奏したのかを瞬時に分析する力。現在は日本とマレーシアを行き来しながら音楽活動を行う。ちなみに生業の一つとして芸能界の英語通訳もしている。好きなものはビールとドリアンと未知へ切り込む冒険心。

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