【今日の記事のキーワード】
・音を抜くことを恐れずに
・実験を繰り返そう!
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こんにちは。ラッドミュージックスクール学長瀬戸です!
ジャズを勉強しはじめると、その膨大なスケールの種類やコードの種類、さらにはアドリブのコツなどに圧倒されちゃいますよね〜。
でも一つ一つ丁寧に自分の好きなモノを集めていくのが一番手っ取り早い!
今日は初心者でも比較的簡単に覚えやすい「音の抜き方」の例をお教えします〜。
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では早速下記を見てみましょう
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ハイ。
一度は目にしたことがあり、耳にしたこともあるでしょう。その名もBlues Scale。マイナーペンタトニックスケールという名前で覚えても問題ないです。このブログでも何回も出てきてますネ〜。
さて、一般的には上記のように上昇パターンや下降パターンを思い浮かべると思います。
今回はスケールから音を除外する、つまり「音を抜く」、つまり「音数を減らす」テクニックを考えてみましょう。
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たとえば下降するときに音を飛び越えて(音を除外して)いきなりファ#に降りてくる。
するとスケールにある全ての音を演奏する時と比べて明らかに「狙いを定めた」音づかいになり、とっても趣のあるサウンドになりますね〜〜。
このようにジャズのフレーズを作り上げるときは「音を抜く」ことも最重要ポイントの一つ。一つ二つ音を抜くだけで全く異なるサウンドになるのです〜。
どうやってこのパターンを探すか・・・。
正解は自分で研究するのが一番手っ取り早いです。テキストを利用して勉強するよりも将来的に応用が効くようになります!自分の楽器を手にしてスケールと睨めっこして沢山研究してみましょう〜♪
それではまた次回!
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■著者について

株式会社Radwave代表取締役、ラッドミュージックスクール学長。ジャズを本気で教えて16年。
幼少期より海外で育つ。バークリー音大卒。ジャズに魅了され30年弱。映画音楽作曲やレコーディングなどを含め、多岐の音楽活動に携わる。ジャズが演奏できるようになる一歩一歩の自己成長プロセスに感動し、それを伝えるべくラッドミュージックスクールを立ち上げる。耳が良すぎてジャズ理論はほぼ全て耳から習得。特技は他人が演奏したフレーズを1音残らず瞬時に分析する力。最近はジャズ以外のレコーディングやライブに多く携わっている。現在は日本とマレーシアを行き来しながら音楽活動を行う。ちなみに生業の一つとして芸能界の英ー日通訳もしている。好きなものはビールとドリアンと未知へ切り込む冒険心。
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