アドリブ超基礎①:メジャースケール演奏

ジャズアドリブ

【今日の記事のキーワード】

Cメジャースケールだけを使う。

・テキトーに音を出してみる

・2オクターブ書き出す

5度の音(G)から演奏してみる

・カラオケ等音源をYoutubeで流す

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著者瀬戸郁寛丸写真

こんにちは。

ラッドミュージックスクール学長の瀬戸郁寛です。

レッスンで一番多いリクエスト!

それは「アドリブ演奏ができるようになりたい」

です。圧倒的首位のリクエスト。2位以下が雲の下に見えるほど圧倒的。

音楽を志す人々の永遠の課題・ジャズアドリブ演奏。それをシリーズ化してブログのカテゴリーにひとまとめにして僕的ジャズアドリブのやり方講座を書いてしまおうと思い立った!

ユーチューブとかでも色々アドリブについて説明した過去もありますけれど、やっぱり文字に起こして書き残した方が人々の役にたつだろう~と思ってます。

どんな楽器でも内容は変わらないから是非読んでみてくださいませ。

スクールにてジャズアドリブを少なく見積もっても1,000人以上に教えまくってきた現時点での集大成で~す。そのうちユーチューブと連動させて動画でも補足説明するかも。

そんじゃ早速第一弾いってみよーーーー!

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【アドリブ超基礎①:メジャースケール演奏】

■ポイント:その曲のスケールだけを使う。

アドリブのやり方や考え方は1000億通り位パターンがあるんですけど、その中でも基本中の基本は【その曲の調に準じたスケールを使う】ということです。

例えばドレミの歌。Do, a deer a female deer, ray, a drop of golden sun…. ド~はド~ナツ~の~ド~レ~はレモンのレ~~~。そう。例の曲です。(ちなみにソ~は青い空~の部分、僕だったらソ~はソ~スのソ~って歌いたい)


この曲はいわゆるC Major Key(ハ長調)ですね。シャープもフラットも一つもつかない調ですね。

調がC Major(シーメジャー)。スケールも準じてC Major Scale

ちなみに、よく生徒さんがモールとかドゥアとかツェーとかの呼び方を使う方々も多いんですけど、この際英語の読み方で統一しちゃいましょう!コンテンポラリー音楽では100%英語読みが共通の呼び方となってるモンでね・・・まぁ長いモノには巻かれましょう。

さて、調がC Majorなので使える基本のスケールがC Major Scale!

以上!

これであなたもジャズアドリブ演奏家の仲間入り!笑

アドリブ基礎スケール・C Major Scale写真

スケールを書き出すときは最低でも2オクターブ書き出すクセをつけましょう!
なぜなら1オクターブだけ書くと、その1オクターブ内だけで演奏するマインドセットになってしまう危険性が非常に高いッス。コレ、多くの方々が陥る罠。w

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とは言っても実際問題として、一体どんな内容の演奏をすれば良いのかが焦点ですね~。

はじめっからいきなりアドリブがバリバリ弾けるならばジャズを専門に教える音大は必要ないですしね~。じゃあコツを紹介。

①カラオケ等にあわせてテキトーにスケールを上がったり下がったりする。

以上。

ええ?瀬戸サン?そんなテキトーな詐欺的教え方で良いの??詐欺じゃん!

って言われそうだが僕が15年教えてきた分析を教えよう。多くの人が・・・

①恥ずかしいから人前で練習できない

②上手くなってから練習結果を見せたい

という意見を持っているんですね~。

うんうんわかる。スゲ~わかる。上手くなってから披露したい。わかるぜ!

だが一つ言っておこう。

上手くなってから披露できたヤツなんて、この15年で一人もいない。一人も。つまり0.000%。

逆にテキトーに練習をはじめて、時間の経過とともに上達していった人々は山ほどいる!マジで山ほどいる!

だからアレコレ言わずにとりあえずC Major Scaleだけ使ってとっとと練習しろ~!と言いたい。笑

冗談抜きで・・・なんでも良いので音を出しまくりましょう。思ったようにカッコよく響かなかったり音が伴奏に合わずに濁ってしまったり色々ありますけど、それはそれで後日解決すれば良いだけの話なので、アドリブ超初心者の方々はとりあえず支離滅裂でも何でも良いので音を出すというクセをつけるのが最も上達に近づく第一歩なのは間違いないッッッス!

大げさな話、C Major Scaleを間違えてシャープとかフラットをつけて演奏しちゃっても全く問題ない。問題にもならないっす!

だからとにかく音を出す。これ、正解。

ジャズには正解も不正解も存在しないのと同様に、その練習方法にもまた正解も不正解も存在しないのが正解・・・。ですからとにかく音を自分なりに演奏してみよう!という志さえあれば正解。w

え?それじゃこのブログの意味がないですって?笑

じゃあ今日はもう1点だけ書き加えときまっす!

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コツ2:5度の音(Cから数えて5個目の音、つまりG)から演奏し始めると良いこといっぱい。 

アドリブは5度から始める写真

なぜ5度の音から始めると良いかという具体的な理由?

う~んこればっかりは過去に教えてきた経験で、一番スンナリと生徒さんが演奏できた結果論だからなんとも・・・まぁ理論的理由は山ほどあるんですけど、現時点ではとりあえず5度から演奏し始めるのもアリか。程度に思っていれば大丈夫っス。

あ、あと1点超重要なのは「必ずカラオケ等の演奏を聴きながら練習する」ってことです。音源と共に練習することが上達の近道で~す。

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まぁそんなこんなでこのシリーズではジャズアドリブ演奏の練習の説明をランダムに、なおかつなるべく順を追って書けたらいいなぁと思ってます!

もっともっと詳しくジャズアドリブを習いたい方々、ラッドのオンラインレッスン等を是非受講してみてください!一方通行ではない相互通行のやり取りの中で更なる理解力がつくでしょう~。

【オマケ:今日の宿題】
下記のドレミの歌のYoutubeのカラオケを流しながら「テキトーに」アドリブ練習を100回はやってみる。

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