超簡単!初心者に必要なコードの省き方

ジャズアドリブ
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【今日の記事のキーワード】
アドリブするときにコードトーンを使う?
・7度と3度が重要って言われたんですけど・・・

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著者瀬戸郁寛丸写真
    学長瀬戸で〜す

こんにちは。ラッドミュージックスクール学長瀬戸です〜!

日々生徒さんにジャズアドリブを教えているとコードの分析方法などでつまずく生徒さんが多い。

コードって確かに重要そうに見えますね。

今日はジャズアドリブの初心者には絶対的に必要な「コードトーンの省き方」をお教えしましょう。

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まず、コードとは一体何かを平たく説明すると「習字で例えるところのお手本」って感じに捉えるのはいかがでしょうか。

ところがCMajor7コードだったらド、ミ、ソ、シだからアドリブを取るときにそれらの音から始めたり、それらの音を目立たせたり・・・って考えている初心者の方が圧倒的多数

しかしながらコードってのは所詮その瞬間の響きを表している和音でしかなく、決してそれに従ってキッチリと演奏しなければならない訳ではないのです〜。

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次に、多くの生徒さんが間違った解釈をしていて、

「以前に習っていた先生に3度と7度は重要だから演奏しなさいと言われました」

と詰め寄ってきます。www

ハイ。間違えではないですけど、決して正解ではないです。

僕がまずジャズアドリブの初心者〜中級者に教えることは、7度を消しましょう!ということ。

CMaj7をCに
Cm7をCmに
C7をCに
Cm7(b5)をCdimに

このように思い切って全てのコードから7度を消去してみましょう。

理由は簡単。7度は約半分の確率不協和音を醸し出す事がおおく、初心者のうちは結果的に不協和音になってしまうことがほとんど。コードトーンを見てしまうと多くの方がルートか7度から演奏し初めてしまう(視覚的にも当たり前な話ですね)。結果的に調からずれて聞こえてしまったりする。なので7度はとても危険な音。

よって初心者のうちは3つの音の和音、いわゆるトライアッドにしてみてはいかがだろうか。

きっと7度をド〜〜〜〜ンと弾く機会が一気に減り、よりすっきりとしたアドリブになりますヨ!

そして中級を超えてくるといよいよ7度を利用してさらにジャズっぽいアドリブの世界に入っていくのはいかがでしょうか!!

これを読んでもスッキリしない方は、是非僕のオンラインレッスンを受講ください〜www

それじゃまた次回!

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■著者について

瀬戸郁寛(せとふみひろ)

株式会社Radwave代表取締役、ラッドミュージックスクール学長。ジャズを本気で教えて16年。
幼少期より海外で育つ。バークリー音大卒。ジャズに魅了され30年弱。映画音楽作曲やレコーディングなどを含め、多岐の音楽活動に携わる。ジャズが演奏できるようになる一歩一歩の自己成長プロセスに感動し、それを伝えるべくラッドミュージックスクールを立ち上げる。耳が良すぎてジャズ理論はほぼ全て耳から習得。特技は他人が演奏したフレーズを1音残らず瞬時に分析する力。最近はジャズ以外のレコーディングやライブに多く携わっている。現在は日本とマレーシアを行き来しながら音楽活動を行う。ちなみに生業の一つとして芸能界の英ー日通訳もしている。好きなものはビールとドリアンと未知へ切り込む冒険心。

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